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なべりん
なべりん
長年の腰痛から開放され、アウトドアを楽しむ日々...
といっても元々インドア派なので、ちょっと腰が重いです。

2008年01月25日

小松へ飛ぶ その4

いよいよ見知らぬ土地の、ネット上でしか見たことが無い病院へ向かいます。全てインターネットという信頼性の低い世界のことなので、全部ウソだったらどうしようという不安に駆られます。

ホテルからタクシーに乗り「加茂整形外科までお願いします」というと、普通に走り出したので、どうやら実在しそうですニコッ

小松へ飛ぶ その4



予め症状や今までの経過をメールしていたので、スムーズに診察へ...
前評判が良くて期待していると、横柄な先生も居るので、まだ油断は出来ません。

が、真剣に患者の痛みを考えている先生。診察もそこそこに検査検査の病院とはわけが違います。
きちんと話をして、どこが悪いのか、どんなことが体の中で起きているのか。そして、どうやってそれを直していくのかを延々と次の患者さんが気になるぐらいに説明していただきました。

そして、トリガーポイントブロックという、痛い筋肉に直接麻酔を注射するという方法で、見る見る痛みが消えていきます。
来る時はタクシーでしたが、あまりにも久しぶりに普通に歩ける喜びで、帰りはホテルまで20分ほど歩いて帰りました。

翌日も午前、午後と治療していただき、帰りの飛行機に時間があったので、小松空港まで歩いていきました。50分ほどで着いたのですが、まだまだどこまでも歩けそう。

筋肉が衰えていたので、次の日筋肉痛になりましたが、それはある意味爽快感があります。
普通に歩けている時は感じませんが、歩けないことを経験すると、自分の足で自由に歩けることのすばらしさが実感できます。

加茂先生は、神の手でも何かの教祖でもない、普通のお医者さんです。
ただ、過去の間違えた常識にとらわれないで、本気で患者の痛みに向き合った結果、痛みの真犯人を捕まえて、多くの人を絶望的な痛みから解放することに成功したのだと思います。

このブログを偶然に読んだ整形外科やペインクリニックの先生がいらしたら、ぜひトリガーポイントブロックによる治療を試してみてください。何のリスクも無い筈です。

そして、長年腰痛に苦しんでいる方、何かの縁で私のブログにたどり着いたら、ぜひ加茂先生のブログを読んでみてください。
私も良くなりました。入院している患者さんのお話も聞く機会がありましたが、皆さんどこに行っても治らなくて、ネットでこの病院にたどり着き、歩けるようになって帰っていくのです。

行き先さえ分からない、慢性痛という列車から、そろそろ降りてみませんか。



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Posted by なべりん at 00:15│Comments(18)腰痛
この記事へのコメント
腰痛で苦しんでる方に、朗報ですよね。
この記事、どこかにリンクさせてもらったら、勇気もらえる方もいそうですよね。
デリケートな部分だから、むずかしいのかな?

慢性痛はつらいですよ。寝ても起きても。。。
他の人には分からないことだし。
私にも経験ないので、大きなことは言えませんが(^^;)
足の複雑骨折で、2か月の療養生活はあるので、歩けないつらさ&歩ける喜びはわかりますよ~
Posted by marurinmarurin at 2008年01月25日 07:27
トリガーポイントブロックと局所ブロックとは
違いはあるのでしょうか? はじめて聞く言葉なので、興味ありです。私、2年前に足の裏に局所ブロック注射打たれたことがあります。歩けないくらい痛くて・・打ってもらいました。痛みは翌日くらいから楽になりました・・。
Posted by zaakk at 2008年01月25日 22:31
実は今日、腰痛になっちゃいました(笑)
普通にイスに座ったのですが、
いつものように電気が奔った感じで・・

幸いにも軽い感じなんで1週間もすれば
元に戻るかな・・・

多分、昨晩、酔っぱらって
床で寝たのが原因だと反省・・
Posted by タカッキータカッキー at 2008年01月26日 00:30
>marurinさん

私もそうですが、腰痛に苦しんでいると必死で情報を探します。
多分そのうち、このページにもたどり着いてくれると思います。

健康って、失って初めて大切さに気付くんですよね。
Posted by なべりんなべりん at 2008年01月26日 23:40
>zaakkさん

局所麻酔の中で、特にトリガーポイント(痛みの原因になっているところ)に打つのがトリガーポイントブロックだと理解しています。

多分足の裏に打ったのはトリガーポイントブロックだったのでは?お医者さんにその自覚があったかは謎ですが。
Posted by なべりんなべりん at 2008年01月26日 23:43
>タカッキーさん

安静にしないほうが良いようです。
とはいえ動けないほどだとムリしないほうがいいですが。

>床で寝たのが原因

腰痛の根本的な原因が筋肉にあるという証拠じゃないでしょうか。どこかの筋肉に負担がかかったんですね。
床に寝たぐらいで骨がどうかなるとは思えないです。
Posted by なべりんなべりん at 2008年01月26日 23:46
なべりんさん

こんばんは、はじめまして。
加茂先生のところに行かれて随分良くなって本当に良かったですね。

ボクもアウトドア派でキャンプ大好き人間です。下肢痛に悩まされて、7-8年ブランクが出来ちゃっているんですが、今年はキャンプに行こうと道具を点検中です。

楽しいことに夢中になっていれば、痛みもすっとんでいっちゃいますもの。
Posted by 台長 at 2008年01月27日 23:56
>台長さん

はじめまして

下肢痛はもう良くなられたのでしょうか?

楽しいことに夢中になるのは、治療の一環です。
楽しい方にエネルギーを使った脳は、痛みを処理するのに手が回らなくなって痛みを感じなくなるようです。そうして、常に痛い状態から抜け出さないと、慢性痛のループから抜けられない。
本当に人間の体はまだまだ分からないことだらけ。

どこかのフィールドでお会いできたら、ゆっくりお話出来そうですね。
Posted by なべりんなべりん at 2008年01月28日 21:03
なべりんさん

釣りはやらないのですか?
ぼくはFlyFishing暦は25年になります。
うちのHPも覗いてね。

それからぼくの本も買っていただいたそうで恐縮です。
Posted by 台長 at 2008年01月28日 21:55
>台長さん

これはこれは!
まさか著者の方からコメントいただけるとは夢にも思っておりませんで。
気付かずに、本の内容受け売りしてしまいました。お恥ずかしい...

まだ治療を始めたばかりで、脳が痛みの記憶を忘れていないようです。【痛みを無視する】訓練中です。

釣りは15年ぐらい前に会社の仲間と管理釣り場に行き、面白さが分からないままやめてしまいました。
題名の通り、最近までインドア派だったもので。

今後ともよろしくお願いします。
Posted by なべりん at 2008年01月28日 23:10
二日目に病院でお目にかかった患者です。どうしているかなと思っていました。痛みがとれて良かったですね。私は股関節の近くのかなり深い筋肉が硬くなっているので、まだ痛みはあります。加茂先生は通院している整骨院の先生の勧めで行きました。だから硬い筋肉を特定していただいて、整骨院に通院しています。注射はしないので各駅停車の列車て゜すが、いつかこの痛みが消えると確信しています。
なべりんさんの痛みが消えたのが何よりうれしいです。
明日も治療頑張ります!!!
Posted by 春風亭君奴 at 2008年02月15日 23:01
>春風亭君奴さん

おお、良く私だと分かりましたね!
こちらも気になっておりました。かなり酷いご様子だったので。
私はあれから週一回、前から通っているペインクリニックでトリガーポイントブロックを続けています。恵まれていますね。多少の痺れが残っていますが、もうほとんど痛むことはありません。

整骨院ということは物理療法をされているのでしょうか?でも、原因がわかったらもう安心です。第一に気の持ちようが違いませんか?
頑張ってお互い完治を目指しましょう!!
Posted by なべりん at 2008年02月16日 17:32
なべりんさんのブログを見つけた昨日は興奮して眠れませんでした。自分もいつか痛みと決別できると信じています。

仕事の関係で膝や腰や股関節を手術した人は知っていますが、十年もすればまた痛くなったり、酷い人はもっと悲惨な状態になっているのを知っています。
しかし、自分のこの痛みに対して手術しかないと言われ、とても将来に対して希望が持てませんでした。

今の整骨院と加茂先生だけです、手術を否定したのは。
なべりんさんに痛みがとれたよ!と言えるように頑張ります!
Posted by 春風亭君奴 at 2008年02月16日 22:52
>春風亭君奴さん

日本中にいくらでもある整形外科で、何でこんなに簡単で効果が絶大な治療法が普及しないのか不思議でなりません(診療報酬の絡みもあるのでしょうねっと訝る)

ネット上でさえこんなに見つからないのですから、インターネットが使えなかったら一生痛みと戦って終わる方も多いことでしょう。

我々が治る事で、効果が有ることを実証していきましょう。

そして一人でも多くの方が痛みから救われるようになって欲しいものです。
Posted by なべりん at 2008年02月18日 12:58
加茂先生のブログで、なべりんさんの小松受診記を拝見し、思わず顔がほころんでしまうようなユーモラスで、しかも当を得た文章に魅せられておじゃましました。

わたしも坐骨神経痛もちで、小松に入院させていただいたこともあり、まだ快復の途上にあるのですが、先生の献身的なネット相談には、心から敬服しているものです。

というわけで、とてもアウトドアに出てゆける状態ではありませんが、なべりんさんのブログで楽しいひとときを過ごさせていただきました。ありがとう。
Posted by ねむ at 2008年03月05日 11:27
>ねむさん

ご来訪ありがとうございます。
加茂先生に治していただいた身としては、世間にこの療法を広めていくのが私の義務だと思っています。

入院されていたのですね。
2階の喫煙所?で、入院患者さんや、偶然同じ日に受診されていた↑の春風亭君奴さんとお話できて、とても勇気をもらいました。

今は99%治っています。
あのままだったら、こんなにフィールドに出ることも出来なかったと思います。ムリしても、痛いと楽しくないし。

残りの人生に(そんなに老い先短いつもりはありませんが)楽しみをくださったともいえる加茂先生に感謝!!
Posted by なべりん at 2008年03月05日 22:35
そうなんです。
食事もおいしく、宿賃?も格安で、ほんとうに文句をいってはバチがあたるんですが、
あの喫煙所だけは・・・。
気が弱くてどうしてもいいだせませんでした。
Posted by ねむ at 2008年03月06日 16:19
>ねむさん

昔喫煙者だった私的にもちょっと気になりましたが…

でも、コミュニティーの場としては良かったですよ!あの場所が無かったら、入院患者さんのお話も聞けなかったし。

確かにタバコ吸ってた頃は、会社でも他の部署の人たちと話す唯一の場所が喫煙ルームだったんで、強く否定はしません。

でも、病院だってことを考えるとね...もうちょっと分煙したほうが良いかな?
Posted by なべりん at 2008年03月06日 21:38
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