インドア派万歳

泣いても笑っても午後には手術です。

どんなにドキドキしたって結果に何の影響も与えないのにむちゃくちゃドキドキします。

当然絶食なので給食は出ません。

しかも点滴打ちに来ます(あたりまえ)
苦手なんですよねー静脈に針挿すの。

しかも留置針なんで太くて痛い(T^T)

ここから先、じたばたしたって避けて通れない事ばかりなんで覚悟を決めるしかないです…

私の手術の順番は今日4番目。

大部屋のお隣さんが私の前だったんですが順調に推移して予定通りの時間にお迎えが来ました。
あードキドキMAXだよー


ストレッチャーに乗せられてドナドナ…


手術室の入口で隣のご主人と入れ替わり。
ってか先生！休まず連チャン？！
大丈夫？疲れてない？？
ちょっと心配になります。

ここでオペ室の看護師さんに引き継がれるんですが…


『手術時間が長くなるんでオシッコの管入れますね』

って…

えー

あれほど丁重にお断りしたのに(;o;)

でも、嫌ですと言える空気じゃないよコレ(￣▽￣;)

力なく『はい』としか言えなかった…


この辺で手際よくモニター付けられてます。
脈拍は軽く100を超え、血圧は147とかイッチャッテる。

小心者なのがバレバレです。
いや、隠してもいなかったっけ。

ほどなく全身麻酔に入るのですが、カウントさせられて3まで数えられなかったなんて話をよく聞くけど、もうその前に落ちました。私。





チャ～ラーラーラーラッチヤチャ～♪




ドラクエやFFの宿泊シーン並にあっという間に目覚めます‼

てか、たたき起こされます。

深呼吸させられて、OKだったら人工呼吸の抜管します。
以前コードブルーで戸田恵梨香が管抜かれるときに、かなり苦しそうに『ゲホゲホ』って芝居してたのでこれも恐怖だったのですが、麻酔から醒めたてってまだ感覚は麻痺しているようで何でもなかったです。
意識不明から醒めたのとは訳が違うのね…



ただ、喉に違和感は残り、同室の方々もみんな術後喉がいがらっぽいって訴えていました。




意識が戻ったら病室に戻ります。

ストレッチャーからベッドに移されつつ今度は病棟の看護師さんに引き継がれます。

『シバリングが酷いので保温お願いします』

って言ってたので後で調べてみましたが、ガタガタ震える事を意味しているようです。
そう、手術室出る前から震えが止まらなくなっていました。
全身麻酔後には時々有ることみたいで、この後防衛反応で38度まで熱が出ました。



当然傷口は痛むわけで、迷わず痛み止めをリクエストします。


昔は術後でも痛みには耐えるのが美徳みたいな風潮があり、30年前に盲腸の手術したときには病室の窓から飛び降りようかと真剣に考えるほどの激痛を耐え抜きました。



今は痛みはコントロールするのが当たり前。
すぐに痛み止めを打ってくれますし、効きが悪いと言えば更に強い痛み止めに替えてくれます。


といっても強く強くとお願いしていたら『モルヒネは置いてないんですよねー』って…

モルヒネの一つ下のランクまでいっていたようです。


この病院、内臓系はやらないのでモルヒネは要らないんでしょうね。

そもそもこんなに痛がっているのは私だけ。

同室の方々はたいして痛くないらしく痛み止めを断っているぐらいです。


そして皆さん手術の翌朝に歩けるようになっていました。

私は翌々日の夜まで離床できなかったです。


出血が止まらなくて手術が長時間に及んだ為に傷口のダメージが大きかったようです。
年に一回あるかないかぐらいのことでオペ室も大分あたふたしましたって…先生そんなにぶっちゃけなくても(笑)





とりあえず無事に手術は乗り切りました。
私じゃなくて先生がね。



因みに手術の様子はノーカット一本撮りでDVDに焼いてくれます。
退院後に全部見たけどそれはもう大変でした(;´д｀)
見るだけで大変なのにやってる方はかなりキツかったと思います。
先生及びスタッフの皆さんに感謝(-人-)





記事のほうも長くなったので術後編はまた後ほど…